数秘術講座では「0がすべての源である」という話をします。
すべての源が0だということは、0には有も無も含むということ。
浄化などのイメージを思い浮かべるとき、
とてもクリアなイメージをすると思うし、それも正しいのですが、
0がすべてであるのと同じように、クリアと混沌は同居しています。
なので、「良い自分になろう」と思うことひとつをとってみても、
努力や意志は大切だという事実と同時に
完全な良い自分というものは存在しないという受け入れも大事です。
良い自分に納得した瞬間に、ある種の傲慢さが出てきてしまう可能性があると個人的には感じています。
私は数秘や色彩心理を教えたり、浄化のキャンドルなどを作ったりしていますが、
(実際にお会いした方はご存知ですが)まっさらな人間では決してなく、欲望を含む本能に忠実な人間です。
講師に必要な素養は内容によってそれぞれあると思いますが、Space Blissの講座で一番必要なのは
・数秘や色彩心理を正しく教える力
であって、人格者であるかどうかは一番ではありません。
「じゃあ性格が悪くてもいいのか!」
と言われると必ずしもそうではないし、仕事である以上誠実さや礼儀や責任感は必須なのですが、
良いところも悪いところも併せ持つのが人間そのものだ、という考え方が「良い人」である以上に大事だということ。
陰と陽
正義と悪
どちらも元はひとつなので、完全な境界線はありません。
存在は「ただ、あるだけ」。
実はそこに意味などはなく、「ある(生きている)」「ない(いなくなる)」という現象が起こっているだけです。
しかし面白いのは、その現象のなかに、喜びや悲しみや楽しさや辛さや嬉しさなどがすべて含まれてるということ。
その現象が起こるポイントは人それぞれで、画一的には捉えられません。
なので、個々が感じるポイントを知るためのツールとして数秘や色彩心理があるのかなと思っています。
自らが持つ欲望や悲しみや葛藤を知ることで、0の対である光の部分もよりハッキリしてくる。
究極の浄化は、綺麗になろうとすることではなくて、存在を丸ごと見つめて折り合いをつけつつ行動していくことなのかなと感じる今日この頃です。
※12月29日・30日に年内最後の数秘術マスターコースを開催いたします!
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