図版が豊富!具体的な資料にあたりたいときにおすすめ「100の神秘から読み解く世界のシンボル」

前回紹介したシンボルの本とはまた異なるアプローチの「100の神秘から読み解く世界のシンボル」。

 

 

前回紹介したシンボル本はこちら

関連記事

精神世界に興味を持ち始めると、シンボル、数秘、色、タロット、神話…とさまざまなジャンルに関心が広がるのだが、それらが単に浅い知識にとどまることなく深められる一冊。     Amazonで見る &n[…]

 

「イラストじゃなくて、写真がいいんだッ!」という方におすすめ

「シンボルの世界」はイラストが良くて、こちらの「100の神秘から読み解く世界のシンボル」は写真がメインなのが良い点。

本、絵画、彫刻、肖像画など、実在するものの写真をもとに解説がついているのでイメージが湧きやすいし、「もっと知りたい」と思ったときに後追いしやすい。

特に宗教、神、神話のコンテンツが豊富。

 

「シンボルの世界」のタロット解説はマルセイユ版に近い図版が用いられていたが、こちらの大アルカナ個別解説はライダーウェイト版。(絵柄つきは、22枚すべてに解説があるわけじゃないのが残念…)

(文字だけだけど)占星術との関連が一覧になって見やすいので、占星術をやっている方にはわかりやすいかもしれない。

 

 

安雲

個人的には、トランプの項目で紹介されている写真(トランプの画像)がものすごく可愛くて(マルセイユタロットに近い)好み。

デザインの参考にしたい…

 

 

フルール・ド・リスだけで見開きページあるよ

マルセイユタロットをされている方にはなじみ深い百合のシンボルについて、見開きで写真とともに解説があります。

 

フランスの象徴になる、はるか前から古代エジプト人は(アイリスを)力の象徴とみなしていた…など、「へえー!」という話があるのが面白い。

 

エジプト、インド、日本、中国、ヨーロッパ、中南米…と、カバー範囲は世界にわたるので、各国の文化に興味がある方にもおすすめ!

 

時代や学術的背景が語られているのが◎

例えば魔法陣も、文字盤の魔法陣の写真が載っているのと、魔法陣の変遷が時代ごとに語られているので、資料として持っておくといざという時の参考になる。

 

 

安雲
私も「あれって何だっけ?」と思ったときに、すぐに調べられるように…とこの本を買った。

もちろん、こちらも創作のインスピレーションにもなっている。

 

 

マルセイユタロット講座、やってます。

 

シンボルから自身の心に深く潜るアプローチ、楽しいです。

 

 

関連記事

象徴が語る、あなたの心の真実 「思考が整理される」「潜在意識を見つめ直せる」そんな体験を、タロットでしてみませんか? カードに描かれた象徴や登場人物の視点を紐解きながら、自分自身の本当の気持ちに気づいていく講座です。   […]

 

最新情報をチェックしよう!