0は何も無い、だけじゃない

0は無や浄化という意味合いがあるので「無になる=すべてを無くすこと」だと思う方もいらっしゃるかと思います。
ですが、0は無であると同時にすべてでもあるので

すべてを無くすこととすべてを持つこと、いずれも0である

と捉えることができます。

0はすべての源なので、生も死も含みます。
絶望と希望が同居しています。
なので、両方あってあたりまえ、くらいに捉えておくといいのかもしれません。

消そうと思うと気になる

意識は懐中電灯の光のようなもので、気にするほど対象にフォーカスされます。
「消えろ、消えろ」と思えば思うほど大きくなる、みたいな。
「普段通りにしよう」と思うほど緊張する、みたいな。

じゃあどうしたらよいのか、というのが長年の課題でした。
というのも、私は非常に自意識過剰な人間でして、「いい人に思われたーい!」という10代・20代を過ごしてきたからです。
そう思えば思うほど、コミュニケーションはうまくいかず素敵な恋愛もできない。
そののち、色や数秘を学んだので、じゃあどうしようかと思い人体実験をすることに。

ぶっちゃけ、認めていく

私はハートナンバー(心の奥底で願う数字)と構成要素(バースナンバーを構成している数字)の両方に3があります。
これは自意識の数字です。
自意識過剰だったのも、元々持っていた数字だったから仕方なかったんだなーという納得と諦めがひとつの学び。
それを踏まえての人体実験は「あ、私いい人だと思われたいんだな」と認め、それを人に言うようにしたこと。
「消そうとしない」という実験をしました。

数秘3の意味を見ていくと
・自意識
・細かい
・個人主義
・変わったものが好き
というキーワードがあります。

なので
「私、変態なんで」
「嫌われたくないです」
「結構小さなことを気にしたりします」
「基本的に放っておいてほしいけれど、ちやほやはされたいです」
ということをオープンにするようにしました。

言い始めた当初はどきどきでしたが、意外とみんな
「あ、知ってた。笑」
という軽い反応で済んだので、「消そう」という意識すら必要なくなりました。

消そうとしないことが消すことにつながる、という結果になったのです。

欠点にマウントしていく

いまは、欠点だと思われることを消そうとするのではなく、あえて利用するという実験をしています。

私はケアナンバー(バランスが崩れたときに出やすい欠点)が1です。

1の意味(ネガティブなほう)をいくつか挙げてみると
・頑固
・強引
・ものぐさ
・せっかち
・好戦的
というキーワードがあります。

なので、普段は割とNoと言えないことを1が出たときに勢いにのって断ってみるとか、
やけになって強引になりたくなったときに躊躇していた事柄を突っ込んだり、
やる気のないときは朝寝坊してみたり、ということを試しています。(約束があるときはちゃんと起きます…)

欠点だと思うことも体験してみると、自分の振り幅が広がって面白いです。
振れれば振れるほど中心点がわかるので、結局のところバランスがとりやすくなる(元に戻りやすくなる)のもポイント。

(現時点での)人体実験の結果

揺れを恐れるのではなく、積極的に大きく揺れることで耐性がついて芯が強くなる、という体感を得ました。
人間の数字は5で、5は感情的な振り幅が大きい数字。
そもそも、揺れがあるのが人間なんですよね。

これでいいのだ。
(この言葉を残した赤塚不二夫は天才だな!)

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リリ数秘術考案・講師。調和をベースにした数秘術・色彩心理・タロット講座を開講。セッションも行う。
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