マルセイユタロットを学んだのは2009年だったと思うのだが、折々に「もうちょっと深めたいな」という熱が再燃する。
特に、宗教への理解をもっと深めて、タロットの世界をもっと楽しみたいな…と思い、最近はカトリックのシンボルについてポツポツと本を読んでいる。
CATHOLICA カトリック表象大全
そして、シンボル全般が気になっていたのでこちらも。
Pagans 多神教表象大全
(ここからは自分のための備忘録)
アントワーヌ・ド・ロニの<栄光のキリスト。1460年ごろ>の絵柄が、タロット21番のレイアウトとほぼ一致
マイエスタス・ドミニというのは、キリスト教美術の主題を意味するとのこと。
キリストを光背(マンドルラ)が取り囲んでいるのだが、光背が21番の0っぽいし、四隅にいるシンボルも天使がいたりと見覚えがある。
21番は再誕生のあとのカードという点も心に留めておきたい。
タロット1番の手品師=ヤコブ?
手品師のテーブルの上には道具が置かれているので、これって大工だったヤコブとしても見ることができるなと、遅ればせながら気がついた。
(もしくは、忘れていたのを思い出したのかもしれないが)
大工つながりで言うと、4番の皇帝(コンパスを挿している)、16番の神の家(建物・3のシンボル)もつながってくるなと感じる。
復活祭=7番の戦車とのリンク
復活祭の聖像行列のかたちが、なんとなく7番の戦車を連想させた。
マルセイユタロットでは7➡8番で階層が移動するので興味深い。
珊瑚の、カラーセラピーとのリンク
珊瑚は幼子イエスと深く結びついていて癒しの力があるとされている、とある。
コーラルは傷をいやす色でもあるし、こういう角度から見て一致するのも面白い。
こういう、ふわっとした記憶ってすぐに忘れてしまうので、
書き留めておくのはすごく良いかも。
ちなみに、先日亡くなられた教皇フランシスコの復活メッセージは、「復活」や「希望」についての理解が深まった。
キリストは復活されました。この知らせの中に、わたしたちの人生の意味全体が含まれています。わたしたちの人生は、死のためではなく、いのちのために造られたからです。復活祭はいのちの祭りです。神はいのちのためにわたしたちを造られました。そして、人類が復活することを望まれます。すべてのいのちは神の目に貴いものです。母親の胎内の子どものいのちも、高齢者と病人のいのちも。これらの人々はますます多くの国で捨てられるべき存在とみなされています。
↓ 未読の方は是非、全文お読みください
教皇フランシスコ、復活祭メッセージ(ローマと全世界へ)(2025.4.20)
教皇フランシスコ、復活祭メッセージ(ローマと全世界へ) 2025年4月20日 2025年4月20日(日)正午(日本時間午…