「タロットで学ぶ数秘象徴視点」という講座を作る前に、いったん知識のブラッシュアップを行いました。
オーラソーマを学んだときにレベル3でタロットが出てきたのに加え、マルセイユタロットの基礎と応用を学んだのですが、いやはやタロットの世界は壮大です。
どんなに学んでもキリがないのですが、人の数だけ解釈があるので、読み解きの違いなどを知るのも面白いです。
色々読んだなかで、個人的に「特に良かったなー」と思う数冊はこちら。
■ タロット象徴事典
タロットの絵柄や象徴に込められたそれぞれの意味などが探求されていて面白かったです。
もう一度改めてじっくり読みたい本。
「こんなに膨大な知識が一冊に!」と驚く本。相当量の資料を読まれたんだなーというのが伺えますし、外国語の資料をこうして日本語で&まとまった形で読めるなんて幸せです。
また、著書の伊泉 龍一さんのタロットに対する純粋な好奇心が非常に好印象でした。
■ リーディング・ザ・タロット 大アルカナの実践とマルセイユ・タロットのイコノグラフィー
タロットの「視点」がまさにわかりやすく書かれています。
単なる意味の説明に留まらないのが良かったです。
■ 秘伝カモワンタロット
最初に習ったのがカモワンだったので、メモリアルな一冊。
解釈は結構シビアなので逆向きの意味を読むと落ち込む(笑)けれど、具体的なキーワードが欲しいときにはいいかも。
本はその後絶版になっています。
心理学者のユングがタロットを研究していた事は有名ですが、そのユング的な思想からタロットにアプローチした本。
そういう解釈法もあるんだなーという発見があります。数秘についても少し触れられています。
前述の「タロット大全」と読み比べてみるのが個人的におすすめ。
数秘や色と同じく、私は「カード自体には善し悪しがない」という考え方の本が好きなようです。
好みのカードの絵柄があるように読み解きにもおそらく好みがあるので、自分にフィットする本を見つけるのも楽しいですね。
現在私が主に使っているタロットはニコラ・コンヴェル版。
■ T0974 【18世紀に生まれた最古のタロット】ニコラ・コンヴェル版 タロット・デ・マルセイユ
「タロットを見比べたい」という方には、ニチユーさんのサイトをおすすめしています。
http://www.nichiyu.net/
全国の書店で「タロット&トランプ展」などを展開されているので、お近くに来た際は見に行ってみるのも良いかも。