目に見えないものに関するアプローチや個人的な体感を記録として「ライトワーク日記」として記録することにしました。
(これまでは、こういう話が通じる仲間と内々で話していたことなのですが、あまり境界線を引かなくても良いのかもと思い始めたため)
ただ、ここに書かれていることは個人的な経験や見解に基づいていること、備忘録的なので文章にアラがあることを予めご了承ください。
数秘のピナクルが「6」になって4年目。
両方の共通キーワードはSpaceで、屋号と同じ。
数秘を教え始めてちょうど6年目だったことにも気がついた。
リリ数秘術はまさに6番的な要素を多く含んだ内容で、
天秤(陰陽)の見方で数秘を理解することを基本としている。
また、カバラの中心は6のティファレトで、
調和が何故美につながるのか、
もしくは美が何故調和につながるのかという疑問もあった。
さらに6は錬金術的な数字で、
錬金術というキーワードにも昔から惹かれていた。
数秘や神秘の探求からようやく気づけたのは、このようなこと。
「上方へ向かうも、下方へ向かうも、一つのことであり、同じことである」
……ヘラクレイトス(Book「黄金比」より)
では、源を感じたところで次に何をするのかというと、
源を把握する手順を明確にすることなのかな、と感じた。
その手段は数秘でもあるし、色でもあるし、キャンドルでもあるし、それ以外でもある。
手段はあまり重要ではないというか、形にはこだわらないようになってきた。
(もちろん、数秘や色やキャンドルは好きなので変わらず続けるのだけれど。決めてしまう必要もないんだなと)
多面的に、さまざまな角度から源への道を照らしていきたい。
源を見つけると何が良いのか。
源は、枯れることのない豊富な湧き水のようなもの。
- エネルギーが枯れ果てることがないこと。
- 自ら湧くものなので、資源をほかに頼らなくていいこと。
幸せになるとか、成功するとか、ネガティブさがなくなるとか、
(目的のひとつにはなるかもしれないけれど)そういうことがゴールではない。
湧き水をただ感じることが至福で、
それを使って表現することが現世での(肉体を持った状態での)喜びなのかなという気がする。
クリエイティブと源の関係性について、映画監督デヴィット・リンチの本がとても共感できた。
四つの意識状態というタイトルの文に、
三つの意識状態……覚醒している時、眠っている時、夢を見ている時、その隙間に純粋至福の意識があって、人はその隙間にダイブする、
というようなことが書かれている。
大きな魚をつかまえよう―リンチ流アート・ライフ∞瞑想レッスン
その隙間にダイブして何をするのかは個々の自由で、それがまた楽しいんだなと。
あとひとつものすごく共感したのが
「至福を語っているのに作品が暗いのは何故だ」とよく訊かれる、というくだり。
人間性と作品はリンクしているけれど、
人間性と作風はリンクしないということは常々思う。
よく、セラピストは性格が良く常に喜びに満ち溢れていると誤解する方が多いのだが、
(私に限っていえば)そんなことはなく、日々普通に苛立ったり落胆したり焦ったりしている。
そういうネガティブな感情すら当然のことだと思えるようになるのが、
源を知るもう一つの良さなのだ。
以前は、幸せになろうとして不幸を打ち消していたけれど、
そもそも同じ源なのだと思うようになったら境目がなくなった。
6番の「対」や「陰陽」を意識し続けてきたら境界がなくなったというのは面白い。
そして今、数秘の新しい講座(マスターコースの次にあたる、アドバンスコース的なもの)を作っているのだが、
四大元素と数秘を理解するアプローチとして
・素敵な人に出会ったときどんな方法でアプローチするのか
とか
・宇宙人に会ったときにどうやって意思疎通を図るのか
とか、笑えるネタばかりが思い浮かんで一人で笑っている。(あやしい)
これが実際に講座になるのかどうかは未知数だけれど、
形になったらかなり面白いだろうな。
いずれにせよ、6月くらいまでには新ティーチャーコースとともに完成させる予定です。