葛藤を理解しても、実際に生きる必要はない「大きな魚をつかまえよう」

「エレファント・マン」「ツイン・ピークス」「マルホランド・ドライブ」などで知られる、映画監督デヴィッド・リンチのエッセイ。

彼は超越瞑想という瞑想をしていて、瞑想のメリットや、自身の創作に対する想いなどが語られている。

 

 

安雲
私は、自身が救われる映画として「エレファント・マン」が三本の指に入るほど好き

 

 

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DIY方式で本を作る、絶滅危惧種のひとり出版社です。刊行書籍荒川洋治『ラブシーンの言葉』荒川洋治『文芸時評という感想』 …

 

 

彼の作品を見ている人の方が読んでいて楽しいと思うが、それでなくても示唆に富んだ文章がたくさんある。

デヴィッド・リンチは奇想天外な作品作りでわりと有名だけれど、本人は広い海のような精神性の持ち主で、かなり客観的に物事を見ていたことがわかる。

 

芸術家が葛藤やストレスを理解するのはいいことだ。

そこからアイデアが得られる。

でも請け負ってもいいが、過度のストレスがあれば創造などできない。

過度の葛藤もまた創造力の妨げになるだけだ。

葛藤を理解しても、実際に生きる必要はないんだ

 

 

特に「葛藤を理解しても、実際に生きる必要はないんだ」の部分は、

クリエイターだけではなくて、カウンセリングなどの活動する人、

いや、あらゆる人にも言えることだと思う。

 

 

相談者と自分を同一化しない、

葛藤を理解するけれども、葛藤に生きない。

 

映画づくりといっても、その大半は常識的なものだ。

注意深く解決の道を探せば、答えはすぐそこにある。

 

 

短編がつらなったエッセイなので、

時折パラパラめくっては読み返している。

 

自己に忠実であり続けるんだ。

自身の声を響かせ、ほかの誰かに翻弄されないようにせよ。

いいアイデアを拒絶してはならない。

 

ほかに、ごはんと睡眠が大事ともいっているので、

みなさんよく食べてよく寝ましょう。笑

 

 

 

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